フッ素には、
「歯垢中の細菌の活動を抑え、酸が作られるのを抑制する」
「歯質を強化する」
「再石灰化を促進する」など、ムシ歯の発生・進行を防ぐ作用があります。
歯磨剤に含まれるフッ素の濃度は、国の基準で上限があります。
今まで日本では、1,000ppmが上限でした。
これは、国際基準の1,500ppmより低いものです。
予防歯科の先進国スウェーデンをはじめとする諸外国では国際基準を採用していることから、日本でも2017年3月から、国際基準と同様に1,500ppmを上限とする歯磨剤の販売が認められました。
当院では、フッ化物高濃度配合(1,450ppm)にリニューアルした
Check upシリーズ
フッ素配合歯磨剤「Check up スタンダード」 「Check up ルートケア」
フッ素ジェル 「Check up gel ミント」 を取り扱っています。
従来のCheck upスタンダード950ppm配合と比べると、新しい1,450ppm配合の方が長時間唾液中のフッ素濃度が高い状態が続きます。
左:Check up スタンダード 右:Check up ルートケア
Check up gel ミント
お子様(小学生以下)には、Check up コドモ シリーズ(950ppm ストロベリー、グレープ、アップル)、Check up gel (950ppm グレープ、ピーチ、レモンティー) をご使用下さい。
Check up コドモ シリーズ
Check up gel 950ppm シリーズ
6歳未満のお子様には、Check up gel(500ppm バナナ)をご使用下さい。
Check up gel 500ppm バナナ
フッ化物配合歯磨剤でのハミガキと合わせて取り入れることで、ムシ歯予防効果が高まります。
ぶくぶくうがいが出来るようになる2歳頃から、永久歯が生え揃う14歳頃まで、
6ヶ月に一度、歯科医院でのフッ素塗布をおすすめします。
小学校でフッ化物洗口をされているお子様も、歯科医院でのフッ素塗布を併用することができます。
14歳以上の方でも、ムシ歯のリスクが高い方には、定期的なフッ素塗布を実施しています。
自分に合ったムシ歯予防方法や、自分に合った歯磨剤やフッ素ジェルが分からないという方は、歯科医師、歯科衛生士にお尋ね下さい。
それぞれのムシ歯リスクに合った方法やアイテムをご紹介させていただきます。