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歯磨剤のフッ素濃度が変わりました

歯磨剤のフッ素濃度が変わりました

こんにちは。もり歯科衛生士の鈴木です。
今回は歯磨剤とフッ素についてのお話です。
虫歯予防にフッ素の活用が有効というのはご存知の方も多いと思います。
フッ素には
「歯垢の細菌の活動を抑え、酸が作られるのを抑制する」
「歯質を強化する」など
虫歯の発生・進行を防ぐ作用があります。

歯磨剤に含まれるフッ素の濃度は、国の基準で上限があります。
今まで日本では1,000ppmが上限でした。
これは国際基準の1,500ppmよりも低いものです。
予防歯科の先進国スウェーデンをはじめとする、諸外国では国際基準を採用していることから、日本でも今年の3月から国際基準と同様に1,500ppmを上限とする歯磨剤の販売が認められました。

当院ではフッ化物高濃度配合(1,450ppm)にリニューアルした
checkupシリーズ
「checkup スタンダード」
「checkup ルートケア」を取り扱っています。
従来のcheckup スタンダード 950ppm配合と比べると、新しい1,450ppm配合の方が長時間唾液中のフッ素濃度が高い状態が続きます。

checkup スタンダード checkup ルートケア
左:checkup スタンダード
右:checkup ルートケア

 

フッ化物高濃度配合の歯磨剤は、全年齢に使えるわけではありません。
お子様(小学生以下)にはcheckup コドモシリーズ(950ppm)、checkup gel(950ppm グレープ・ピーチ・レモンティー)をご使用下さい。

checkup コドモ checkup gel

 

特に6歳未満の子供へは使用しないよう注意表示がされています。
6歳未満のお子様にはcheckup gel(500ppm バナナ)をご使用下さい。

checkup gel

 

自分に合った歯磨剤やフッ素ジェルが分からないという方は、衛生士におたずね下さい。
それぞれの虫歯リスクに合ったアイテムをご紹介させていただきます。

今年も残り1ヵ月となりました。
今年の診療は12月27日(水)17時までです。
12月27日(水)のみ水曜日も診療いたします。ご注意下さい。

 

2017-12-01 13:27:00

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