2019年
こんにちは。もり歯科 歯科衛生士の鈴木です。
早いもので今年も残すところ1ヶ月となりました。
年末に向けて、そろそろ大掃除を始めようと考えておられる方も多いのではないでしょうか。
普段からこまめに隅々までお掃除ができていると、年末の大掃除も時間をかけずに終わらせる事ができると思いますが、分かっていてもついつい後回しになってしまい、年末の大掃除がとても大変になってしまうこともありますよね。
お口も中のお掃除も、年末の大掃除と似ている部分があるかもしれません。
普段から歯ブラシだけでなく、デンタルフロスをしっかりしていたり、定期的に検診やクリーニングに来院されると、1回の時間も短く、痛みのなく受けていただけます。
しかし、普段のブラッシングがおろそかになってしまっていたり、何年も歯科医院に来院されていないと、久しぶりに来院された時に、治療やクリーニングに回数や時間がかかってしまったり、場合によっては痛みを伴う処置になる事もあります。
最近では、お口の中に対する意識が高い方も多く、予防の為に数ヶ月ごとに検診やクリーニングに来られている方も増えてきていますが、痛みや、不具合がないと、歯科医院との距離が遠くなりがちな方も多いのが現状です。
定期的にきていただくことにより、回数も少なく、短い処置で終わりますので、歯科医院が苦手な方こそ、定期検診の重要性をお話しするようにしています。
年内は、27日まで診療を行なっておりますので、今年のうちに、お口の中も大掃除をして、令和最初のお正月をスッキリした気持ちで迎えてみませんか。
今年もスタッフブログもご覧いただき、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
2019-12-02 12:04:00
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こんにちは、衛生士の山下です。
今回は“唾液”についてお話したいと思います。
唾液(つば)のことを普段意識することは少ないと思うのですが、唾液にはいろんな働きがあり、口の中の健康を守っています。
食べたり、話したりと口の機能にも大きく影響するので、唾液が減ると口の中だけでなく体のさまざまな機能に悪影響がでます。
上質な唾液を分泌することは口の中の健康だけでなく全身の健康にもつながります。
唾液腺から分泌される唾液量は、1日1リットル~1.5リットルと言われれますが、個人差があり健康状態や年齢によっても違いがあります。
唾液の質にも個人差があり、口の中の酸を中和する作用が低いと虫歯になりやすいです。
唾液の効果
・食べ物を飲み込みやすくする。
・味を感じる。
・消化酵素の働き(消化作用)
・細菌の働きを抑制(殺菌作用)
・再石灰化を促進(再石灰化作用)
・酸性に傾いた口内環境を中和(緩衝作用)
・口の中に残った食べかすを洗い流す働き(自浄作用)
唾液の分泌量が減ると…
・口臭が強くなる。
・虫歯や歯周病に罹患しやすくなる。
・口の中がネバネバする。
・口が動かしにくくなる。
唾液の分泌量が減少する原因は、ストレスや加齢、生活習慣、口呼吸、シェーグレン症候群、糖尿病、薬の副作用 とさまざまです。
唾液量を増やすには、よく噛んで食べたり、噛み応えのある食品をメニューに取り入れたり、唾液腺をマッサージしたり、キシリトールガムを噛むと唾液の分泌を促進することができます。
何かできることからはじめてみてください。
2019-11-01 10:21:55
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こんにちは、衛生士の山下です。
今回は、みなさんが一度は気にされたことがある“口臭”について
お話したいと思います。
口臭の原因として考えられる代表的なものが歯周病です。
その他にも、虫歯や歯と歯の隙間に入り込んだ食べカスが腐敗して悪臭を放つ場合、舌の表面に付着した舌苔がにおいを放つ場合など、口腔内の不衛生な環境が原因となります。
さらに唾液の分泌の減少による口の中の渇きも、においを発生させる雑菌が繁殖しやすくなり口臭につながります。
口の中に原因があるものの他に、内臓機能の低下が原因で起こる口臭もあります。
口臭の強さは、口腔内の状態や身体の調子、時間帯によっても変化します。
いちばんにおいが強くなりやすいのが、起床時です。
みなさんも起きた時、口の中がネバネバして不快に感じたことありませんか?
それは、寝ている間に唾液の分泌量が少なくなることにより、口の中の細菌が増殖し口臭の原因となる物質がたくさんつくられるからです。
食事をすると口臭が弱くなるのは、食べ物を咀嚼することで唾液の量が増えるので、唾液の自浄作用により細菌が減少するからです。
昼食前、夕食前になると再び口臭は強くなりますが、食事と歯みがきでまた減少します。
食事による細菌の減少は一時的なものなので、効果的な口臭予防は“歯みがき”をすることです。
こうして一日の中で口臭は強くなったり弱くなったりします。
口臭の原因は人それぞれなので、歯科を受診し検査を受けられることをお勧めします。
2019-09-02 09:47:00
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こんにちは。衛生士の鈴木です。
ようやく梅雨に入り、傘の出番が多い季節になりましたね。
先日、音波ブラシ ソニッケアーを販売されているフィリップの方に来ていただき、新しくなったソニッケアーシリーズのデモを受けました。
使用しているスタッフも多いソニッケアーですが、数年ごとにモデルチェンジがあるので、私たちも新しくなった点を勉強して、患者様に適切なアドバイスができるようにしています。
本体は3種類あり、スマホなどタブレットと連動しているものから、モードがシンプルで操作が簡単なものまで。
どの方にも使っていただける音波ブラシです。
ブラシにも様々な種類があり、本体とは別売りになるので、お口の状態に合わせて、組み合わせることができます。
お子様用の音波ブラシもあり、こちらもタブレットと連動させ、楽しくブラッシングすることができます。
ソニッケアーキッズのアプリは、ソニッケアーを持っていなくても、手磨きモードで使用することができます。
歯磨きが苦手なお子さんの手助けになるかもしれません。
医院でも早速アプリをとって、内容をチェックしようと思います。
今まで音波ブラシを使ったことのない方、今お使いのものの買い替えを検討されている方、電動ブラシに少しでも興味のある方は、お気軽にスタッフまでお声かけ下さい。
受付にもパンフレットをおいておりますので、ご来院の際は、ぜひチェックしてみて下さい。
7月は雨の日が多くなる予報が出ていますので、ご来院の際は、気をつけてお越しください。
2019-07-02 11:39:32
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こんにちは。もり歯科医院 衛生士の鈴木です。
5月に入り、慣れ親しんだ平成という時代が終わり、新しい令和の時代がやってきましたね。
どういった時代になっていくのか、また、私たちがどういう時代にしていくのか、楽しみですね。
今回は、改元による時代の変化にちなんで、時代を超えて発見されたものから話を広げていきたいと思います。
先月11日の京都新聞に、「アジア第5の原人を発見」という記事がありました。
原人とは、何万年もの大昔に生活していた現代人の祖先にあたります。
学校で北京原人やジャワ原人を授業で聞いた事がある人も多いのではないでしょうか。
その記事では、新種の原人=ルソン原人のものとされる歯の化石の写真が載っていました。
その歯の化石は、私たちの歯とほとんど同じ形で、5~6万年の時を超えて発見されたとは思えないほど、きれいな形で化石になっていました。
歴史をさかのぼると、北京原人も恐竜も最初に発見された化石は、『歯』なんです。
では、なぜ、歯は化石になりやすいのでしょうか。
それは、歯が身体の中で1番硬い組織だからです。
正確にいうと、歯の外側の層、普段鏡を見て皆さんが目にする白い部分「エナメル質」という組織です。
「エナメル質」は、骨はもちろん、鉄やガラスなどよりも硬く、水晶と同じぐらいの硬さがあります。
「エナメル質」の下の層は「象牙質」といい、骨と同じぐらいの硬さがあります。
エナメル質は、とても硬いのですが、一方で脆いという弱点があり、エナメル質だけでは簡単に欠けてしまいます。
欠けやすいエナメル質の土台、支えとなっているのが、象牙質というわけです。
この2つの層が一体となって働くことにより、私たちは毎日おいしく食事ができています。
でも、そんな硬い組織の歯ですが、むし歯菌や酸にはとても弱いのです。
お口のケアをサボってしまいむし歯菌が増えたり、むし歯菌のエサとなる砂糖をダラダラと食べていると、むし歯菌の出す酸によって、とても硬いエナメル質が溶かされ、穴があいてしまいます。
また、酸性の食べ物、飲み物を頻繁に取ることでも、歯が溶けてしまうことがあります。
身体の中で1番硬い歯ですが、毎日のケアをサボってしまうと、健康な状態を保てないのです。
いつまでもおいしく食事ができるように、日々のブラッシングや定期検診など、お口の健康のためにできることを今一度考えてみて下さい。
最後に少し話はずれますが、5年ほど前でしょうか、診療所のご近所さんから水仙の鉢植えをいただきました。その後、春になっても咲かなくなり、私が自宅に持ち帰り、植え替えたり、肥料をあげたり、お世話を続けていました。
すると、今年、再びキレイな花が咲きました!!
白い大きな花が5輪も咲いてくれました。
来年も咲いてくれるように、これからもお口のケア同様、水仙のお世話も続けていきます。
2019-05-07 09:36:00
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こんにちは、歯科衛生士の山下です。
4月になり、入学式、入社式など新生活を迎えられる方が多いと思います。
そんなお忙しい中、歯科医院への通院が途絶えてしまっていませんか?
むし歯や歯周病は自然に治ることはありません。
小さいむし歯の場合、1回で治療が終わることがありますが、むし歯が歯の神経まで達してしまった場合、治療回数が多くかかります。
細菌でいっぱいになってる歯の中をきれいにする為です。
歯の中に細菌が少しでも残ってる状態で、かぶせ物をしてしまうと再び細菌が繁殖してしまい、歯の根っこを腐らせてしまいます。
そうならないために、細菌を取り除く治療やお薬を詰めて細菌を殺菌する治療を何度も行う必要があります。
~神経治療を中断して生じる問題~
・痛みを感じないため、歯の状態が悪化しても気づかない。
・仮詰めが取れると、歯の内側からむし歯になる。
(歯の内側は外側に比べて軟らかく弱いため)
・歯がもろく、長期間放置すると歯が折れたり欠けたりする。
・治療期間が余計に延びる。
・最悪の場合、歯を抜かないといけなくなる。
せっかく治りかけた歯が、また悪い状態に逆戻りしないように続けて通院されることをおすすめします。
楽しく会話をしたり、おいしく食事を摂ったり、全身の健康のためにも歯の治療・歯のクリーニング・定期健診を受けてもらうことが大切です。
2019-04-01 11:43:00
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院長の森です。さて今回は「子供達の未来のためのむし歯予防についてパート2」です。
フッ素塗布という簡単で痛くもなんともないムシ歯予防法があります。
フッ素がむし歯予防に効果があるのは皆さんもご存知ですね。
フッ素がなぜ有効なのかというと、
①歯に作用することで歯が強くなる。
②プラーク(歯垢)に作用することで、ムシ歯菌が酸を作るのを抑える。
の二つの理由からですが、特に①の効果を得るために、定期的にフッ素塗布を受けてもらうようにしています。
フッ素塗布の頻度は3カ月から6カ月に1回。
できれば14歳から16歳くらいまで継続するのが理想です。
これは、新しく生えてきた歯に特にフッ素が作用すること、生えてきてから2~3年はムシ歯になりやすい事が理由です。
親知らずを除く奥歯が生えそろうのが12歳~13歳ごろです。
ちょっと子供達がお兄ちゃんお姉ちゃんになってもあと少しフッ素塗布を続け方が良いのです。
2019-03-04 10:05:00
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皆さま、こんにちは。歯科衛生士の池上です。
お正月が終わると早くも世間は節分の恵方巻きののぼりがあちらこちらで目に付きますね。
私の子供は先月下旬から毎日「今日は何月?」と聞くので何故かとたずねると
「二月になると鬼が来るから、二月になってほしくない」というのです。
節分ね、、、そんなに鬼って怖いんだなぁ、と同時に私も鬼みたいな顔して怒ってたりしてないかなとふと気になりました。
そして、仕事場でも怖い顔してないか??と。
怖い鬼がいない歯科医院ですが、もちろん大人も子供も喜んで来たい場所ではないと思います。
ですが、歯科治療が必要なときは小さいお子さんでも納得出来るように説明をして練習してから治療に入ります。こちらも真剣なので怖い顔になってしまうこともあるかもしれませんが、
出来るだけ緊張感や不安感が和らぐように笑顔でいることを心掛けてたいと思っています。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
2019-02-01 18:26:10
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こんにちは、もり歯科 衛生士の鈴木です。
平成最後のお正月は、どのように過ごされましたか。
今年の干支は、亥ですね。新年らしく院内にも、干支の置物が登場しました。
検診に来られた方には、干支 亥 パッケージの歯ブラシもご用意しています。
今年も 皆様のお口の健康をお祈り申し上げます。
本年も よろしくお願い致します。
2019-01-11 09:12:00
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